伊豆箱根鉄道75年前の電気機関車「重連走行」再塗装の完了を記念、プレゼントも



伊豆箱根鉄道は5月3日、電気機関車ED31形2両(ED31・ED32)の重連走行を駿豆線(静岡県)で実施する。車体の再塗装(リペイント)が完了したのを記念するもの。

伊豆箱根鉄道ED31形のED32。【画像:サーモンラン/写真AC】

運行区間と時刻は、大場11時25分発→伊豆長岡11時37分着・11時46分発→修善寺12時07分着・12時49分発→大場13時18分着。

当日は伊豆長岡駅と修善寺駅の到着時、当日の日付印が入った「駿豆線1日フリー乗車券」を提示するか、各駅で臨時に発売する鉄道グッズを500円分以上購入した人を対象に「すべらない砂」を先着各30人にプレゼントする。電気機関車の車輪が空転するのを防ぐための砂だ。

ED31形は75年前の1947年に製造された電気機関車。現在は工場内の入替作業や夜間の工事列車の牽引、定期検査のため大雄山線から輸送されてくる車両の牽引に使われており、目にすることができる機会は少ない。

《関連記事》
伊豆箱根鉄道駿豆線「鎌倉殿の3両」ラッピング列車 3000系を装飾
沼津駅「高架化」交差道路の計画や跡地利用の検討など計上 沼津市2022年度予算案