広島電鉄「大正形電車」広電西広島で一般公開 回送運転をライブ配信



広島電鉄は5月5日、広電西広島停留場で「大正形電車」こと100形101号を一般公開する。時間は12~15時。

広島電鉄の「大正形電車」こと100形101号。【撮影:草町義和】

停車中の101号で車内・運転台の見学や写真撮影を楽しめる。また、現在実施中の周遊イベント「広島電鉄×謎解き~盗まれた黄金模型とおしゃべりな車両たち~」に絡めた「101号特別プチ謎解き」を用意し、小学生以下の正解者にプレゼントを贈呈する。

このほか、江波から広電西広島までの回送運行時には、広島電鉄の公式インスタグラム「ひろでんのってこ」で走行風景のライブ配信を行う。

101号「大正形電車」は1984年の観光キャンペーンにあわせて製造された路面電車。広島電気軌道(現在の広島電鉄)が大正初期の1912年の開業時に導入した電車を模しており、レトロ調の内外装が特徴だ。近年はイベント運行などを除き営業運転では使われておらず、江波車庫に留置されていることが多い。

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