JR九州は11月18日、折尾駅(北九州市)で工事中の新駅舎について、来年2021年1月2日から使用開始すると発表した。同時に鹿児島本線のホームの位置が変わる。
JR九州によると、新駅舎は鹿児島本線と筑豊本線(若松線)の線路・ホームのあいだに設置。大正初期の1916年に建設された旧折尾駅舎の外観を可能な限り再現したという。
鹿児島本線の3~5番線ホームは現在、短絡線用に建設された高架ホームを暫定的に使用しているが、新駅舎と同時に鹿児島本線用の新しい高架ホーム(4・5番線ホーム)が使用開始する。これにより鹿児島本線と若松線の乗換ルートが短くなる。
これに伴い、来年2021年1月1日の23時30分頃から翌1月2日4時50分頃まで、鹿児島本線・陣原~遠賀川間の線路切替工事や折尾駅の通路切替工事が行われ、1月1日深夜の普通列車7本が一部の区間で運休。特急「きらめき」3本は全区間で運休する。
今後は短絡線の地上ホームが高架ホームに移り、来年度2021年度にすべての線路の高架化が完了する予定。2022年度には北口駅前広場が完成する予定で、南口駅前広場も2024年度には完成の予定だ。