JR九州は3月13日、新型コロナウイルス感染拡大におる列車の利用者減少とイベントの中止・延期などを受け、3月20日から九州新幹線と在来線特急を減便すると発表した。クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運休期間も延長する。
運休するのは3月20日から4月5日までの九州新幹線と在来線特急の臨時列車で、九州新幹線19本、「かもめ」49本、「ハウステンボス」112本、「にちりん」10本。中津～博多間の「きらめき93号」は3月20～22・28・29・4月4・5日の各日、運転区間を小倉～博多間に縮小して運転する。
JR九州はこれ以外の九州新幹線・在来線特急の列車についても運休などを検討中としており、運休する列車はさらに増える可能性がある。このため、一部の特急列車では指定席の発売を中止している。
「ななつ星 in 九州」は3月3～31日の出発分9本を運休しているが、さらに4月14日出発分までの4本も運休することが決まった。JR九州は今後の新型コロナウイルス感染拡大状況や政府方針などによっては、4月18日以降の運転計画も変更になる場合があるとしている。