東急こどもの国線にラッピング列車「ひつじでんしゃ」 「うし」との2本体制に



東急電鉄は3月29日から、こどもの国牧場のヒツジをイメージしたラッピング列車「ひつじでんしゃ」をこどもの国線で運転する。

「ひつじでんしゃ」のイメージ。【画像:東急電鉄】

同線で運用されているY000系電車の2両編成3本のうち1本をヒツジのイメージで装飾。車体はホワイトとブラウンをベースにデザインし、車内もヒツジが描かれた牧場風景のイラストで装飾する。ラッピングの終了時期は未定だ。

こどもの国線は、長津田(横浜市緑区)~こどもの国(同市青葉区)間の3.4kmを結ぶ鉄道路線。東急電鉄は横浜高速鉄道から線路と車両を借りて列車を運転している。終点のこどもの国駅近くにある児童厚生施設「こどもの国」には牧場があり、ウシやヒツジなどを飼育している。

同線では2018年10月から、車体をウシに見立てたラッピング列車「うしでんしゃ」が運転を開始。当初は今年2020年3月末まで運転の予定だったが、東急電鉄は好評だとして運転の継続を決めた。これにより同線のラッピング列車は「うしでんしゃ」「ひつじでんしゃ」の2本体制になる。

「ひつじでんしゃ」の車内イメージ。【画像:東急電鉄】