大阪モノレール延伸区間の工事施行が認可 門真市~瓜生堂、2029年開業目指す



大阪高速鉄道(大阪モノレール)はこのほど、大阪モノレール線の延伸区間の工事施行認可を取得した。これにより軌道法に基づく工事着手の手続きが完了した。

門真市駅の瓜生堂寄りにある引上線。この引上線を奥のほうに延ばす。【撮影:草町義和】

認可日は今年2020年4月1日付け。延伸区間は門真市(大阪府門真市)~瓜生堂(仮称、大阪府東大阪市)間の複線8.9kmで、途中に門真南・鴻池新田・荒本の3駅(いずれも仮称)を設ける。

大阪モノレール線の延伸区間は都市モノレール法に基づく都市モノレールで、軌道の支柱や軌道桁(インフラ部)は道路構造物として大阪府が建設。電路設備などインフラ部以外の部分(インフラ外部)を大阪モノレールが建設する。大阪府も都市計画法に基づく事業認可を3月27日付けで受けている。

建設費は大阪モノレール分が約286億円(税抜き)、大阪府分の事業費が約740億円。本年度2020年度から現地工事に着手し、2029年の開業を目指す。

■提携サイト記事

大阪モノレール線の延伸|未来鉄道データベース