相鉄グループは4月26日、本年度2022年度の鉄道・バス設備投資計画を発表した。総額170億円で、鉄道事業に164億円、バス事業に6億円を投じる。
鉄道事業では、2023年3月に開業予定の相鉄・東急直通線用の車両のうち東急目黒線直通用の21000系を24両(8両編成3本)増備する。21000系は2021年度の導入分も含めると今回の増備で56両(8両編成7本)に。最終的には72両(8両編成9本)が導入される計画だ。
全駅への設置が計画されているホームドアは本年度、瀬谷(1・4番線)・三ツ境・南万騎が原・緑園都市・弥生台・いずみ野・いずみ中央の7駅に順次設置する予定。
鶴ケ峰駅付近を地下化する連続立体交差事業(連立事業)は本年度下半期の工事着手を目指す。このほか、おもに道床交換による本線の軌道改良や海老名駅の改良工事を引き続き実施する。
バス事業では、ドライバー異常時対応システム(EDSS)付きバス18両を導入する計画。このうち7両はハイブリッドバスになる。このほか、コミュニティバスも1両導入する。
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