西武新宿線・井荻~西武柳沢「高架化」都市計画決定 来年度以降の事業認可目指す



東京都は11月26日、西武鉄道新宿線・井荻~西武柳沢間の連続立体交差事業(連立事業)に関係する都市計画変更を決定した。今後、用地測量や都市計画事業認可を経て工事着手を目指す。

高架化で解消される東伏見駅東側の踏切。【撮影:草町義和】

この連立事業は西武新宿線・井荻~西武柳沢間の5.6kmのうち約5.1kmを事業区間として線路を高架化するもの。上井草・上石神井・武蔵関・東伏見の4駅が高架化され、19カ所の踏切が解消される。事業費は約1710億円、事業期間は15年間と想定されている。

東京都は今後、2022~2023年度の事業認可に向け準備を進める方針だ。

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