京成電鉄「ターボ君」と宗吾車両基地の貸切ツアー 参加できるのは最大8人



京成グループの京成トラベルサービスは来年2022年2月19日、「車両基地貸切プレミアム見学プラン」を実施する。参加できる人数を最大8人に絞り、京成電鉄の「ターボ君」こと3600形の第3668編成の貸切列車に乗って宗吾車両基地を見学する。

3600形の第3668編成「ターボ君」。【撮影:鉄道プレスネット】

京成上野駅を9時00分頃、「ターボ君」の貸切列車に乗って出発。10時20分頃には宗吾車両基地に到着する。車両基地内での洗車機通過体験や運転席でのハンドル操作・パンタグラフ昇降操作、車掌室での扉開閉・車内放送・方向幕操作体験、車両外観の撮影、制服着用の記念撮影などを行う。15時00分頃、車両基地で解散となる。

昼食として「京成友膳特製ランチ」を用意。京成電鉄社員の名札を模したオリジナルネームプレートや「ターボ君」の写真を掲載した名入りオリジナルフォトフレームをプレゼントする。

募集人数は2組(1組あたり4人まで、3歳未満は人数に含まず)で、最大8人が参加できる。料金は1組あたり10万円。申込みは京成トラベルサービスのウェブサイトで受け付けている。締切は2月3日12時。応募多数の場合は抽選になる。

3600形は1982年にデビューした通勤電車。6両編成で登場したが、1997年から1999年にかけ8両編成に組み替えられた。その際に先頭車6両が余ったことから、改造して6両編成1本(第3668編成)が組成された。当時の新型車両だった3700形に準じたモーターや制御装置が取り付けられたことから従来の3600形より加速性能が高く、鉄道マニアのあいだで「ターボ君」と呼ばれている。現在は2両減って4両編成で運用されている。

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