相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅「新改札口」「副駅名称」ソラトスのオープンに対応



相鉄グループの相鉄・相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメントは5月21日、相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅(横浜市泉区)に隣接する大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」を7月25日にオープンすると発表した。ゆめが丘駅も改札口を増設するほか、副駅名称を導入する。

ゆめが丘駅のソラトス改札口のイメージ。【画像:相鉄】

ゆめが丘ソラトスは2022年12月に着工した。ゆめが丘駅に隣接し、横浜市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅にも近い。街区面積は約4万3000平方m。延床面積は約9万6800平方mで、このうち店舗面積は約4万2700平方mになる。オープン時は関東・横浜市初出店の20店舗を含む129店舗が出店。横浜市泉区では最大規模の集客施設という。

ゆめが丘駅やソラトスの位置関係。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
ゆめが丘ソラトスの外観。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
ゆめが丘ソラトスの館内。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

ゆめが丘駅の改札口は現在北側に1カ所設けられているが、ソラトス側にも「ソラトス改札口」を新設して7月25日から使用開始する。交通系ICカード専用の自動改札機を3通路設け、このうち1通路はバリアフリー対応。交通系ICカードを除く切符や磁気定期券などは利用できない。従来の改札口は「北口改札口」に改称する。また、副駅名称の「ゆめが丘ソラトス前」を7月25日から設定する。

ゆめが丘駅のソラトス改札口(左)とソラトス(右)。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
副駅名称「ゆめが丘ソラトス前」が記載されたゆめが丘駅の駅名標のイメージ。【相鉄】
リニューアルしたゆめが丘駅(出入口)。【画像:相鉄】
リニューアルしたゆめが丘駅(ホーム)。【画像:相鉄】

ゆめが丘駅ではこれ以外にもリニューアル工事が行われており、トイレの全面改修やユニバーサルデザインの採用、ホームへの雨吹き込み対策、ホーム上家鉄骨の新塗装、内外装のリニューアルが進められている。工期は7月まで。

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