京都鉄道博物館に隣接「高架廃線」秋の屋台イベント、自転車で走る新スポットが登場



京都鉄道博物館の脇にある高架橋の廃線を活用したイベントスペース「梅小路ハイライン」(嵯峨野線・梅小路京都西駅すぐ)で、11月6~28日の土曜・休日に秋の屋台イベントが行われる。

廃線をレールバイクで巡る「新スポット」のイメージ。【画像:Replace/JR西日本】

廃線の上に8台の屋台を設置。京都クラフトビールのブルワリーが6店舗集結する「京都クラフトビール祭」(11月6・7日)や、京グルメが集結する「京都グルメスタンド」(11月13・14・23・27・28日)、京都の人気コーヒー店が集まる「ENJOY COFFEE TIME」が会期中に入れ替わって展開される。

営業時間は11~17時だが、11月6日は19時まで営業し、11月20・21日は16時までの営業となる。入場は無料だが飲食は有料。

このほか、廃線となった線路を軌道自転車(レールバイク)で巡る新スポットも登場する。時間は11~16時で、料金は大人600円・子供300円だ。

梅小路ハイラインで過去に行われた屋台イベント。 【画像:Replace/JR西日本】

梅小路ハイラインは、かつて梅小路(京都貨物)~丹波口間の2.3kmを結んでいた東海道本線支線(梅小路短絡線・山陰短絡線)の高架橋。同線は京都鉄道博物館の最寄駅となる新駅(梅小路京都西駅)の整備に支障することから2016年2月までに廃止された。残った高架橋の廃線はReplace社がイベントスペースとして運営している。

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