相鉄ゆめが丘駅直結の集客施設「ソラトス」7月開業へ 電車を眺められるスペースも



相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは2月6日、相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅(横浜市泉区)に直結する大規模集客施設の名称を「ゆめが丘ソラトス」とし、7月に開業すると発表した。

上空から見たゆめが丘ソラトス(中央~右)。いずみの線のゆめが丘駅(左)と直結する。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

ゆめが丘ソラトスは、ゆめが丘駅の東側に設けられる大規模集客施設で同駅に直結。横浜市営地下鉄ブルーライン・下飯田駅にも近い。約130店舗が入る「ゆめが丘ソラトス1」と、大型家電量販店のヤマダデンキが出店する「ゆめが丘ソラトス2」で構成される。名称は「ゆめが丘の広大な空」をイメージして名付けたという。

ゆめが丘ソラトスの位置。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
ゆめが丘ソラトスの外観イメージ(環状4号線側)。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
ゆめが丘ソラトスの外観イメージ(下飯田駅側)。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
ゆめが丘ソラトスの館内イメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

1階は食物販・飲食を中心としたフロア。2階はファッション・ライフスタイル関連店舗が中心になる。3階は大型シネマコンプレックス「109シネマズ」や関東初出店のアミューズメントパーク「ASOBLE」、フードコートなどで構成。屋上には相鉄キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具を揃えた広場「そうにゃんぱーく」を設置する。

このほか、3階フードコートの横には相鉄線の電車が眺められるスペース「station view terrace(ステーション・ビュー・テラス)」を設ける。

1階(食物販ゾーン)のイメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
1階(飲食ゾーン)のイメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
2階(プロムナード)のイメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
3階(フードコート)のイメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】
屋上「そうにゃんパーク」のイメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは「ゆめが丘周辺にある自然豊かで農業が盛んな地域資源を豊富に生かし、『食』『アクティビティー』『教育・文化』など、さまざまな体験ができる交流型集客施設を目指しています」としている。

ゆめが丘駅の周辺は農地で人口も少なく、利用者数は相鉄線で最少。1日平均の乗降人員は2022年度で2227人だった。2014年からゆめが丘駅や下飯田駅の周辺エリアで土地区画整理事業がスタートし、2022年12月からソラトスの建設工事が始まった。ソラトスのオープンでゆめが丘駅の利用者数は大幅に増えるとみられる。

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