北条鉄道「キハ40」搬入が完了、来年3月デビューへ 「増やして不足」補う



北条鉄道(兵庫県)は12月13日、JR東日本から譲り受けたキハ40形の搬入作業が終了したと発表した。

北条鉄道に搬入されたキハ40 535。【画像:北条鉄道】

搬入されたのは五能線で運用されていたキハ40形1両(キハ40 535)。12月12日未明にレールへの積み下ろし作業が行われ、その後、同社の車両に連結して北条町駅まで輸送された。

北条鉄道は2020年、中間駅に列車交換設備を整備して列車を増発。現在保有しているフラワ2000形3両だけではトラブル発生時に車両が不足することから、車両を増やすことにした。同社は今後、来年2022年3月の本格運行に向け、確認・改良・申請・試験作業に入るとしている。

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