山陽本線・英賀保駅に「北改札口」「自由通路」 住宅開発エリアからのアクセス改善



姫路市とJR西日本の近畿統括本部は11月29日、山陽本線・英賀保駅の北改札口と自由通路整備事業に本年度2021年度から着手すると発表した。

北側の駅前広場から見た自由通路のイメージ。【画像:JR西日本・姫路市】

現在ある駅構内の跨線橋と英賀保跨線人道橋(改札外の跨線橋)のあいだに、駅の南北を結ぶエレベーター付きの自由通路を整備。この自由通路の北口側に改札口を設け、現在の改札内跨線橋につなげる。これにより既存の南側駅舎にある改札に加え北側にも改札が設けられる。事業期間は2025年度まで。

英賀保駅の平面図。【画像:JR西日本・姫路市】

英賀保駅の北側は土地区画整理事業で住宅開発が進み、駅前広場も整備された。送迎車や路線バスが乗り入れるなど駅の北側からの利用者が増えているが、改札が南側にしかないため北側からのアクセス改善が課題になっていた。

《関連記事》
姫路モノレール「代替新駅」認可 山陽本線・姫路~英賀保間、5年後の開業目指す
姫新線・太市駅が「地元企業の本社」に 通勤通学客に朝食を提供