京阪電鉄は11月24日、京橋駅1・2番線ホーム(京都方面)のホームドアを来年2022年1月から2月にかけ使用開始すると発表した。同社がホームドアを設置するのは、これが初めて。
設置されるホームドアは腰高式で、高さは最大1340mm。開口幅は場所によって異なるが最小3000mm、最大では4540mmという大開口タイプだ。まず今年2021年12月4日の夜間に1番線ホームで設置工事を実施。2番線ホームは来年2022年1月8日夜間に設置工事を行う。
使用開始は1番線ホームが1月30日の始発からで、2番線ホームは2月20日の始発から使用開始の予定だ。ホームドアの設置から使用開始までは開放した状態になる。
京阪電鉄によると、京阪線では車両形式によりドアの数や位置が異なることから、ホームドアの整備が困難だった。5ドア車を3ドア車に置き換える車両更新計画を一部前倒しで進めたことで、ホームドアの設置が可能になったという。
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