富山ターミナルビルは2月3日、あいの風とやま鉄道線・富山駅の高架下に設けられる商業施設の概要を発表した。4月27日にオープンする。
高架下の東エリアに「とやマルシェのれん横丁」、西エリアに「とやマルシェ EATS de Meets(イーツ・デ・ミーツ)」が、それぞれオープン。中央エリアにはコンビニエンスストアが設けられる。
東エリアの「とやマルシェのれん横丁」は、あいの風とやま鉄道線とJR北陸新幹線の乗り換え口付近に設けられ、富山湾の海鮮料理などが楽しめる飲食ゾーンに。西エリアの「とやマルシェ イーツ・デ・ミーツ」は高架下の路面電車の停留場に隣接。ファストフードやカフェ、麺類などの店舗で構成される。
あいの風とやま鉄道線は昨年2019年3月までに富山駅の高架化が完了。これに先立つ2018年4月には、JR西日本グループの富山ターミナルビルが同線高架下の開発予定事業者に選定され、高架下の商業施設の整備が進められてきた。
今年2020年3月21日には、現在の富山ライトレール富山港線(富山ライトレールは2月22日付けで富山地方鉄道=富山地鉄に吸収合併)があいの風とやま鉄道線の高架下に乗り入れる。北陸新幹線の高架下にある富山地鉄の路面電車(富山軌道線)の停留場があいの風とやま鉄道線の高架下まで拡張され、富山港線と富山軌道線の直通運転も始まる予定だ。