京成電鉄3100形の千葉線・千原線「初入線」ツアー 通常入れない場所で撮影も



京成電鉄と京成トラベルサービスは11月15日、「3100形 千葉線・千原線初入線スペシャルツアー」を開催すると発表した。開催日は12月12・25日の計2日でいずれも日帰り。行程は次の通り。

9時00分頃 京成上野駅出発
10時00分頃 ちはら台駅到着
11時30分頃 ちはら台駅出発
11時40分頃 千葉中央駅到着・解散

成田スカイアクセス線を走る京成電鉄の3100形。【撮影:草町義和】

ちはら台駅に到着後、普段立ち入ることができないエリアで記念撮影などを実施。往路の車内では映画鑑賞券が当たるクイズ大会や、オリジナルの「スカイライナーBOX」に入った菓子詰め合わせが当たる抽選会が行われる。京成グループのレストランなどで利用できる割引券のプレゼントや、ちはら台駅でのグッズ販売なども行われる。

旅行代金は大人3500円・子供2500円。募集人数は各日179人。11月30日12時まで京成トラベルのウェブサイトで受け付ける。

今回のツアー列車で使われる3100形は、2019年にデビューした京成電鉄の新型車両。おもに成田空港スカイアクセス線で運用されている。3100形が客を乗せて千葉線・千原線に入線するのは、今回が初めてという。

このほか、オプショナルバスツアーとして「ポッポの丘と東京ドイツ村イルミネーション見学」も行われる。3100形ツアー終了後の13時30分頃、千葉中央駅を出発。さまざまな鉄道車両が保存されているポッポの丘(千葉県いすみ市)を訪ねるほか、東京ドイツ村(袖ケ浦市)のイルミネーションを見学する。旅行代金は5000円。

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