中国の高速鉄道トンネル工事で、パンダのデザインを施したシールドマシン「錦繡号」が投入された。11月1日の新華社通信などが伝えた。
「錦繡号」が投入されたのは、成自高速鉄道に設けられる錦繡トンネル(3655m)の工事現場。直径は12.79m、長さは135mで、総重量は3000tだ。先頭部のカッターや側面がパンダのイラストで塗装された。
成自高速鉄道は四川省の成都と自貢を結ぶ、全長約176kmの高速鉄道。最高速度は250km/hの区間と350km/hの区間がある。
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