JR西日本「荷物輸送」山陽新幹線と在来線特急をまたがるルートも 新聞とカニ運ぶ



JR西日本と同社グループ物流会社のJR西日本マルニックスは11月1日、山陽新幹線と在来線特急による荷物輸送事業を11月から始めると発表した。

山陽新幹線で運行されている「みずほ」。【画像:オトマミ/写真AC】

JR西日本は5月から北陸新幹線で荷物輸送事業を開始。同社は今回、山陽新幹線を中心としつつ、顧客ニーズに応じて接続する在来線特急にもまたがった輸送を実施するとしている。

11月中に計画されている荷物輸送は、新聞輸送と地産品輸送(活け松葉ガニ)。新聞輸送は11月1日から定期実施し、山陽新幹線「さくら」で新大阪駅から博多駅まで輸送する。

地産品輸送は11月12日から不定期で実施。米子→岡山間を在来線特急「やくも」で運び、岡山→新大阪間は山陽新幹線「みずほ」で輸送。新大阪→京都間は在来線特急「スーパーはくと」で運ぶ。

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