水間鉄道が新型コロナウイルス終息の「祈念切符」発売 沿線に「関西屈指の厄除寺」



水間鉄道(大阪府)は5月21日、新型コロナウイルス終息を願う記念切符として「1日フリー祈念乗車券」を発売した。

水間鉄道の列車。【撮影:草町義和】

発売日から9月30日までの1日に限り、同社が運営する水間線を全線利用できる。発売額は300円で、2000枚の限定販売の予定。貝塚駅と水間観音駅で販売するほか、水間鉄道ウェブサイトでも通信販売を行う。

水間線は南海電気鉄道(南海電鉄)南海本線の貝塚駅と水間観音駅を結ぶ5.5kmの路線。終点の水間観音駅から約500m南に「関西屈指の厄除寺」(水間鉄道)とされる水間寺(水間観音)がある。

水間鉄道によると、同社は新型コロナウイルスの終息を願って3月に厄よけの祈とうを受けた。このほど大阪府で緊急事態宣言が解除されたことを受け、「多くの方々に『水間寺』の厄除御利益が届きますように、『お守り』としての効果を期待」して記念切符ならぬ「祈念切符」を発売することにしたという。

「1日フリー祈念乗車券」のイメージ。【画像:水間鉄道】