相鉄「星天」高架下の開発に着手 まず星川駅と天王町駅西側、何が整備される?



相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは10月11日、相鉄本線・星川~天王町間(星天)の高架下空間の開発計画に着手すると発表した。一部のエリアを第1期開発区域として2022年冬のオープンを目指す。

「星天」高架下の開発イメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

第1期開発区域は「星川駅」と「天王町駅西側」で、両エリアを合わせた敷地面積は1万4000平方m。星川駅のエリアでは食物販店やスーパーマーケット、カフェなどを展開する。天王町駅西側エリアでは、地域の交流イベントなどを開催する場として整備する。

「星天」高架下の開発イメージ。【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

星天とその前後の線路は連続立体交差事業(連立事業)による高架化が計画され、2017年から2018年にかけて上下線の線路が高架化。9カ所の踏切が解消され、道路混雑の緩和が図られた。付帯設備なども含めた連立事業完了は本年度2021年度の予定。

第1期区域(点線)の位置。 【画像:相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント】

高架下の開発計画では、高架化された約1.9kmのうち約1.4kmを複数のゾーンに分けて開発する。このうち星川駅エリアと天王町西側エリアの開発が先行することになった。

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