京成千葉線の西登戸駅「新駅舎」あす使用開始 海寄りから内陸寄りへ



2番線ホーム側に整備された西登戸駅の新しい駅舎。【画像:京成電鉄】

京成電鉄はあす9月28日の始発から、西登戸(にしのぶと)駅(千葉市中央区)に整備した新しい駅舎の使用を始める。

新しい駅舎は内陸寄りの2番線ホーム(下り千葉中央方面)側に整備された。海寄りの1番線ホーム(上り京成津田沼方面)側にある既存の駅舎は新駅舎の使用開始にあわせて閉鎖される。

1・2番線ホームは跨線橋(こせんきょう)で結ばれているほか、改札外にも駅の1番線側と2番線側を結ぶ地下道がある。1番線の跨線橋下にあるトイレは引き続き利用可能だ。

西登戸駅の平面図。1番線ホーム側の既存駅舎は閉鎖される。【画像:京成電鉄】

西登戸駅は1922年に開業。当時は東京湾の海岸線から約270m離れたところにあり、駅名も「千葉海岸駅」だった。戦後は埋め立てにより海岸線が遠くなったこともあり、1967年に現在の駅名に変更された。

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