京急電鉄は9月15日、久里浜線の京急久里浜~三崎口間でダイヤの一部変更を10月18日に実施すると発表した。
平日日中の11~15時台、現在は毎時6本(10分間隔)のところ毎時3~4本(おおむね20分間隔)とし、2~3本減らす。車両数の増減があるかどうかは明らかにしていない。
京急電鉄はダイヤ変更の理由を「昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化に伴い、乗務員の罹患防止対策およびお客さまのご利用状況」としている。
京急電鉄によると、京急久里浜駅の下り線(三崎口方面)発車時の乗車効率は、平日11~15時台で2019年が10~20%だったのに対し、2021年は10~15%。最大値では5%減だが、最小値は変化していない。
一方、今回のダイヤ変更による京急久里浜~三崎口間の平日11~15時台の輸送力は、列車本数ベースでは33~50%減になる。
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