山口線「山口ゆめ回廊博覧会号」7月に運転 ディーゼル機+旧型風客車の特別列車



ディーゼル機関車けん引の「やまぐち」。特別列車では博覧会のロゴマークをデザインしたヘッドマークが装着される。【画像:JR西日本/日本旅行】

山口県央連携都市圏域の7市町で行われる観光イベント「山口ゆめ回廊博覧会」にあわせ、山口線の新山口~津和野間で特別列車「山口ゆめ回廊博覧会号」が7月3日に運転される。

運行時刻は往路が新山口10時50分発→津和野12時58分着、復路が津和野15時45分発→新山口17時30分着。同区間で運行されているSL列車「やまぐち」と同じダイヤで、客車も「やまぐち」と同じ旧型客車風の35系新型客車を使用する。けん引機は蒸気機関車が検査・修繕中のためディーゼル機関車を使用。博覧会のロゴマークをデザインしたヘッドマークを装着する。

参加者の募集は6月4日から始まる予定。日本旅行の山口支店が企画した「『山口ゆめ回廊博覧会』号で行く7市町の魅力に触れる日帰りツアー」の場合、新山口発で「山口ゆめ回廊博覧会号」の往復乗車と津和野町内の自由散策。復路は途中の山口駅や湯田温泉駅で下車可能だ。

旅行代金は大人2000円・子供1000円。津和野町で利用できる1000円分のクーポン券と、山口ゆめ回廊博覧会が行われる7市町の記念品や菓子の詰め合わせが付く。ツアー定員を100人とし、「山口ゆめ回廊博覧会号」乗車定員の半分以下に抑える。申込期間は6月4日10時から16日17時で、申込書は山口支店のウェブページで公開されている。

山口ゆめ回廊博覧会は、山口県央連携都市圏域(山口県の山口市・宇部市・萩市・防府市・美祢市・山陽小野田市と島根県津和野町)の観光イベントの「集合体」で、7月1日から12月31日まで実施される予定。「山口ゆめ回廊博覧会号」も、このイベントの一環として運転される。

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