静岡鉄道が導入を進めている新型車両A3000形の第7編成と第8編成が1月下旬に搬入される。これにより七色の虹にちなんだ「静岡レインボートレインズ」が完成。「静岡レインボートレインズ」全編成を並べたお披露目イベントが行われる。
まず1月23日未明、第7編成が長沼車庫(静岡市葵区、長沼駅に隣接)に搬入。続いて第8編成が1月25日未明に搬入される予定だ。お披露目イベントは1月26日の10時から12時まで長沼車庫で行われ、第1~5・7・8編成の2両編成7本を並べて外観を公開。当日は第7編成と第8編成の運行開始日も発表される予定だ。
A3000形は老朽化した1000形の更新用として開発された電車。2016年に第1編成がデビューし、2024年まで24両(2両編成12本)が順次導入される計画だ。
このうち7本は「静岡レインボートレインズ」と題し、それぞれ「静岡が誇るいろんな1番」にちなんだ色で装飾することに。第1編成は日本一高い山の富士山にちなみ「Clear Blue」(水色)を採用した。
その後は「Passion Red」(赤)の第2編成、「Natural Green」(緑)の第3編成、「Brilliant Orange Yellow」(黄)の第4編成、「Elegant Blue」(青)の第5編成が順次導入されている。第6編成は静岡鉄道の創立100周年記念のラッピング車両となったが、「Pretty Pink」 (ピンク)の第7編成と「Fresh Green」(黄緑色)の第8編成が導入されることで虹の7色がそろうことになる。