品川駅の山手線・京浜東北線「同じホームで乗り換え」12月から 内回りは「専用」に



品川駅の1~6番線。3・4番線ホームを拡張して京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)が同じホームで乗り換えできるようになる。【画像:JR東日本】

JR東日本の東京支社は9月14日、品川駅で京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)の列車を同じホームで乗り換えできるようにすると発表した。同駅の改良工事に伴うもの。12月5日(悪天候などの場合は12月12日)に実施する。

3・4番線ホーム(3番線は使用停止中、4番線は京浜東北線の大宮方面)の3番線側を、現在の2番線の線路(山手線外回りの渋谷・新宿方面)に隣接するよう4mほど拡張。現在の3番線はなくなり、現在の2番線が「新3番線」になる。新3番線側にはホームドアを設置する。

これにより、京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)の列車が同じホームに停車するように。大井町方面→大崎方面の乗り換えは階段やコンコースを通ることなく乗り換えできるようになる。

一方、現在の1・2番線ホームは1番線のみ乗り降りできるようにし、山手線内回り(東京・上野方面)の専用ホームに。JR東日本はこれにより混雑緩和を図るとしている。

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