JR西日本は9月13日、大雨の影響で運休中の呉線・三原~竹原間(広島県)について、9月15日に運転を再開すると発表した。
この区間は7月の大雨で、東川トンネルの上を流れる東川の護岸や河床が洗掘され、応急措置として河床にシートを設置。しかし8月の大雨でシートが流されたため運休している。
広島県が実施している応急処置工事のめどが立ったことから9月5日に運転を再開する予定だったが、9月2日からの大雨で水位が大幅に上昇。JR西日本は下部を運行する鉄道施設の安全確認ができないとし、9月5日の運転再開を延期していた。
このほど広島県が実施した応急工事が完了。前日の9月14日に点検列車が運転され、9月15日の始発から通常ダイヤで運転される。観光列車「etSETOra」は9月17日から再開の予定。これに伴い代行バスは9月14日限りで運転を終了する。
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