両国駅「病院指導」の鉄道イベント 185系・E257系を展示、有料で車内見学も



両国駅「幻のホーム」に停車している185系のイメージ。【作画:鉄道プレスネット編集部】

JR東日本の千葉支社は10月2・3日の計2日、総武本線の両国駅で鉄道イベント「ちばトレインフェスティバル」を開催する。「幻のホーム」と呼ばれる3番線ホームでは電車を展示する。開催時間は各日10~16時。

両国駅とその周辺の4カ所に会場を設ける。「広小路ステージエリア」では鉄道マニアの芸能人などによる鉄道のPRや鉄道廃品オークションを実施。「物販エリア1」では各地の鉄道会社などによるオリジナルグッズなどを販売。「物販エリア2」ではJR社員による鉄道グッズの販売や沿線情報の発信、鉄道クイズなどを行う。

参加を予定している鉄道会社は、明知鉄道・いすみ鉄道・大井川鉄道・くま川鉄道・京成電鉄・三陸鉄道・しなの鉄道・湘南モノレール・樽見鉄道・千葉都市モノレール・東武鉄道・流鉄・北越急行・養老鉄道。JRバス関東も参加する予定だ。

通常は使用していない「幻のホーム」こと3番線ホームでは、10月2日にE257系5500番台電車(5両)を展示。10月3日は185系電車(6両)を展示する。3番線ホームは駅構内となるため、入場券や駅構内に入るための乗車券類が必要だ。車内には入れない。

このほか、展示車両の車内見学と乗務員室での乗務員体験、保守基地の工事用車両の撮影会を含む有料イベントも行われる。各日3回(1回目:10時30分~12時、2回目:12時30分~14時、3回目:14時30分~16時)に分け、募集人員は各回12人。9月27日12時から9月29日23時59分まで、ネットショップ「JRE MALL 千葉支社店」でイベント参加商品を販売する。価格は2万円。

千葉支社によると、両国駅の近くにある同愛記念病院の指導のもと会場内の感染症予防を図るという。同支社は「コロナ禍の今だからこそ『鉄道の安全・安心』と『地域の魅力』をあらためてお客さまに感じていただけるイベント」としている。

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