東海道新幹線に「子連れ車」設定 10月から12月まで「周囲に気兼ねなく」



東海道新幹線の列車。【撮影:草町義和】

JR東海は10月2日から、東海道新幹線「こだま」の一部列車に「お子さま連れ専用車両」を設定する。

設定期間は10月2日~12月19日の土曜・休日。東京~新大阪間の「こだま」13号車(普通車指定席)を子連れ専用車両とし、1日上下各1本、合計104本に設定する。設定列車は次の通り。

●上り
こだま712号:新大阪8時54分→東京12時48分
こだま736号:新大阪14時54分→東京18時48分

●下り
こだま711号:東京8時57分→新大阪12時51分
こだま735号:東京14時57分→新大阪18時51分

JR東海ツアーズの旅行商品として9月9日から発売開始。出発日の4日前まで申込みを受け付ける。大人一人以上と小学生以下の子供(乳幼児含む)一人以上から申し込める。

東京・品川~新大阪間の場合、一人あたりの旅行代金は大人1万2300円・子供6600円。「こだま」の所定運賃・料金(普通車指定席、通常期)は大人1万4400円・子供7190円で、「子連れ」旅行商品のほうが若干安い設定だ。

JR東海は「車内は小さなお子さま連れのお客様だけですので、周囲に気兼ねする心配なくご乗車いただけます」とPRしている。

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