城北線(愛知県)の運営などを行っているJR東海グループの東海交通事業は7月12日、社名を変更すると発表した。
現在の社名は「株式会社東海交通事業」だが、10月1日付けで「JR」のアルファベット2文字を加えた「株式会社JR東海交通事業」に変更する。英文表記は「JR-Central Transport Service Company」。ロゴマークは変更しない。
東海交通事業は1988年、駅業務を行うJR東海の子会社として設立。1991年からは同年開業した城北線で列車の運行も行っている。同社は「JR東海グループの一員であること」を明確にするため社名を変更するとしている。
株式会社の鉄道事業者と軌道事業者で正式な社名にアルファベットを含むのは、IRいしかわ鉄道とWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に続いて3社目。IGRいわて銀河鉄道は正式な名称が「アイジーアールいわて銀河鉄道」でアルファベットは含まない。
《関連記事》
・【鉄道コネタ】いまも蒸気機関車が走れる鉄道路線(走れるとは言ってない)
・三岐鉄道「新車両」導入、もと西武車は全車引退へ JR東海から211系譲受