JR「秋の乗り放題パス」2021年も発売 普通列車乗り放題、前年との違いは?



JR山口線を走る普通列車。【撮影:草町義和】

JRグループは8月31日、おもにJR旅客6社の普通列車を自由に乗り降りできる「秋の乗り放題パス」を例年通り発売すると発表した。

発売期間は9月11日~10月22日、利用期間は10月2~24日の計23日。利用期間のうち連続する3日間に限り、JR線の快速・普通列車の普通車自由席とバス高速輸送システム(BRT)、JR西日本宮島フェリーを自由に乗り降りできる。発売額は大人7850円・子供3920円。

「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」も発売される。「秋の乗り放題パス」と組み合わせて使う場合に限り、北海道新幹線・奥津軽いまべつ~木古内間の普通車の空席と道南いさりび鉄道線・木古内~五稜郭間の普通列車を1枚につき片道1回利用できる。発売額は大人2490円・子供1240円で、発売期間は9月11日~10月24日。

「秋の乗り放題パス」は10月14日「鉄道の日」を記念して毎年秋に発売されている普通列車専用のフリーパス。利用期間の日数は2018年と2019年が計16日だったが、コロナ禍の昨年2020年は7日分拡大して計23日となり、改札時に自動改札機を利用できるようになった。

コロナ禍2年目の今年2021年も利用期間の日数は計23日。発売期間と利用期間が1日前倒しになったが、それ以外に前年との違いはない。

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