八戸臨海鉄道のディーゼル機関車「DD16 303」運転体験会を企画



運転体験会で使われるDD16形の303号機。【画像:八戸臨海鉄道】

八戸臨海鉄道(青森県八戸市)は10月10日、八戸貨物駅構内でディーゼル機関車の運転体験会を開催する。

募集人数は14人。約1時間ごとに二人単位で行う。料金は2万円で、運転体験のほか記念品が付く。小学生以下の子供一人に限り同行無料だ。

申込みは抽選制。参加希望者は八戸臨海鉄道のウェブサイトで公開している申込書に必要事項を記入し、9月24日までにメールかファクスで送る必要がある。当選者には9月30日までに通知する。

運転体験会で使用するのは、国鉄DD16形ディーゼル機関車の303号機。線路の規格が低く重い車両を走らせることができない路線向けに開発された。八戸臨海鉄道は2009年、JR東日本から長野総合車両センターに所属していた303号機を譲り受けた。同社は「『鉄道コンテナ輸送に興味をもっていただく』という目的のもと、今年初めてディーゼル機関車運転体験会を開催いたします」としている。

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