相鉄海老名駅の改良工事で東急建設JVに「厳重注意」基礎杭の先端に不良



相鉄線の海老名駅。【撮影:草町義和】

相模鉄道は7月26日、海老名駅(神奈川県海老名市)改良工事で鉄骨の一部に不具合が発生した問題について、施工業者に対し厳重注意したと発表した。

相鉄によると、施工業者は東急建設を代表とする共同企業体(JV)。このJVによる調査の結果、杭工事の施工記録に食い違いがあったことや、基礎杭の先端に不良があることが確認された。

これを受けて相鉄はJVに対し、外部者を交えた調査委員会を設けて施工記録の食い違いに関する詳細な調査を行い報告することや、基礎杭の不良箇所を修復することを要求。安全な工事品質の確保に努めるよう厳重に注意した。

この影響で、2022年度に予定していた海老名駅の新駅舎開業は遅れる見込み。具体的な開業スケジュールは現在精査しているという。

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