JR旅客6社は7月20日、お盆期間(8月6~17日)の指定席予約状況を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、予約席数は1995年以降では2020年に次いで2番目に少ない。
6社合計の予約席数は7月19日時点で84万席。2020年に比べ10%増えたが、コロナ禍前の2019年に比べ76%減少しており、依然として厳しい状況が続いている。
JR東海によると、新幹線の予約可能席数は365万席で、2019年度の80%。実際の予約席数は29万席で、2019年度の20%しか予約が入っていない。2020年度と比べても96%で微減した。東京都に緊急事態宣言が発出(7月12日~8月22日)された影響もあるとみられる。
JR東日本によると、指定席の予約が最も多い日は下り8月7日、上りが8月15日。
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