南海「めでたい」「ラピート」が「すみっコ」に ラッピング車、高野線や泉北線でも



「すみっコぐらし」ラッピング車のイメージ。上から「めでたいでんしゃ」の「なは」、1000系、「ラピート」。【画像:南海電鉄】

南海電鉄はサンエックスのキャラクター「すみっコぐらし」とのコラボ企画「南海沿線なんかいいね すみっコぐらしめぐりたいキャンペーン」を実施する。第1弾はラッピング車の運行。南海電鉄が運行している複数の車両を「すみっコぐらし」キャラクターのイラストで装飾する。

まず7月22日から、7100系電車の観光列車「めでたいでんしゃ」の「なは」編成(第7197編成)を装飾したラッピング列車を運行。「大きなめでたいお魚をみつけたストーリー」を表現したデザインにしたという。加太線を含む和歌山市~加太間で運行されるほか、和歌山港線を運行される場合がある。

続いて7月26日から、1000系電車の6両編成1本によるラッピング列車が運行を開始。コンセプトは「大きなめでたいお魚を探しに、やま(高野山)や古墳(堺)を探す、すみっコたちのストーリー」。高野山や古墳、和歌山をイメージしたパンダと温泉、住吉大社、南海の海を表現したデザインでまとめた。高野線の難波~橋本間のほか、泉北高速鉄道線でも運行される。

難波~関西空港間を結ぶ特急「ラピート」も6両編成1本にラッピングが施され、8月7日から運行される。車両側面の左から右に向かって、大きなめでたい魚を海に探しに行くストーリーを表現したデザインという。

いずれのラッピング車も、12月末頃まで運行される予定だ。

フレイザーレジデンス南海大阪の「すみっコぐらしルーム」。【画像:南海電鉄】

このほか、難波のサービスアパートメント&ホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」で「すみっコぐらしルーム」を8月1日から12月31日まで提供。部屋の壁をコラボアートで装飾するなどした。料金は1室1泊3万3000円から。

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