「東京オリンピック」深夜運転が中止に JR東など各社局、首都圏「無観客」受け



夜の山手線を走る列車。【撮影:草町義和】

JR東日本など首都圏の鉄道各社局は7月9日、東京オリンピック期間中に運行する計画だった臨時列車の運転を取りやめると発表した。政府や国際オリンピック委員会などの5者協議で、東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏1都3県で行われる競技は無観客で開催されることが決まったことを受けたもの。

運転が中止されるのは、JR東日本の首都圏21線区で計画されていた終電以降の深夜帯の臨時列車。JR東日本以外の大手私鉄や地下鉄などで計画されていた同様の臨時列車も運転が中止される。

一方、宮城(サッカー)・福島(野球・ソフトボール)・茨城(サッカー)・静岡(自転車)の4県で行われる競技は、7月9日時点では観客を入れて開催される予定だ。JR東日本はサッカーが行われる宮城スタジアムへのアクセスに対応するため、東北新幹線や仙台エリアの在来線(東北本線利府支線・仙石線・仙山線)で臨時列車を運行。東北新幹線では通常運転されていない夜行列車も運行する計画を立てている。

ただしJR東日本は競技会場最寄り路線の臨時列車について「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と調整のうえ、決まり次第お知らせいたします」としており、臨時列車の運行計画が今後変更される可能性もある。

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