京都のホテルに「相鉄」のコンセプトルーム 7000系の運転台を再現、クロスシートも



「相鉄フレッサイン 京都四条烏丸」の「鉄道コンセプトルーム」。相鉄7000系の運転台が再現された。【画像:相鉄ホテルマネジメント・相鉄】

相鉄グループのホテル「相鉄フレッサイン 京都四条烏丸」(京都市)に、鉄道をテーマにした客室「鉄道コンセプトルーム」が設けられた。7月12日から予約を受け付ける。

このコンセプトルームは、ダブルルームとデラックスツインルームのコネクティングルームで、延床38.4平方m。2018年まで運用されていた相鉄7000系電車から取り外した部品を設置して、運転台の雰囲気を再現した。8000系電車の旧クロスシート(2人掛け部分)も設置されている。

7000系から取り外して設置したブレーキ弁ハンドル部。【画像:相鉄ホテルマネジメント・相鉄】

このほか、実際に使用したヘッドマークや行先標などを展示。相鉄キャラクターのラッピング電車「そうにゃんトレイン」で使用している「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッション、「そうにゃん」がデザインされたマグカップなど、コンセプトルーム専用の備品も用意したという。

ヘッドマークなどの展示も。【画像:相鉄ホテルマネジメント・相鉄】
「そうにゃん」で装飾されたベッド。【画像:相鉄ホテルマネジメント・相鉄】

料金は1泊食事なしで1室3万6000円。当面はキャンペーン価格として1室1万2000円で販売する。最大で4人宿泊できるが、ベッドはハリウッド型で3ベッドの仕様になる。予約は7月12日から「相鉄フレッサイン 京都四条烏丸」のウェブサイトで受け付ける。

相鉄フレッサインは相鉄ホテルマネジメントが運営するホテル。コンセプトルームの設置にあたっては、同じグループで神奈川県内の鉄道路線を運営する関東大手私鉄の相鉄の全面協力を受けた。相鉄ホテルマネジメントと相鉄は、沿線外での相鉄線の認知度向上を目指し、鉄道コンセプトルームを設けたとしている。

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