相鉄初の副名称「横浜ビジネスパーク前」天王町駅に設定 「AIサポート」試験運用も



副名称「横浜ビジネスパーク前」が追加された天王町駅の駅名標のイメージ。【画像:相鉄】

相鉄は本線・天王町駅(横浜市保土ケ谷区)の副名称を「横浜ビジネスパーク前」と定め、5月29日から副名称の使用を開始した。同社が駅名に副名称を設定するのは、これが初めて。

天王町駅の西側には野村不動産が所有するビジネスセンター「横浜ビジネスパーク」がある。相鉄は野村不動産の協力を受け、駅の西側に「YBP口(横浜ビジネスパーク口)改札」を新設。YBP口改札と横浜ビジネスパークを結ぶ高架下通路も整備し、5月29日から使用を開始した。これに伴い相鉄は、天王町駅の副名称を設定した。

このほか、人工知能(AI)の画像解析技術「VACSシステム」を活用した客のサポートの試験運用も同駅で始まった。防犯カメラ6台を使用し、白杖や車椅子の利用者を検知。駅員がサポートする。VACSシステムは2月に二俣川駅で実証実験が行われている。

《関連記事》
相鉄本線の天王町駅に新改札口、5月から 横浜ビジネスパーク方面の「高架下」通路と直結
相鉄がAIで客をサポート 画像解析技術を活用した実証実験、二俣川駅で