長崎電軌「6000形」3月24日から 単車型全低床車のロング配置は「世界初」?



長崎電軌は3月14日、新型車両「6000形」の初号車となる6001号が3月24日の午後から運行開始すると発表した。

長崎電軌の新型車両6000形の6001号。【画像:長崎電軌】

単車型の全低床電車でアルナ車両製。車体の大きさは長が1万2200mm、幅が2300mm、高さ(Zパンタ折り畳み時)が3740mmになる。外装は「(長崎電軌の車両の)伝統である緑色を継承していく思い」に加え「若葉をイメージした街に映える」というスプリンググリーンとした。

車内には収納腰掛け付きの車椅子専用スペースを1両につき2カ所に設け、車椅子で使用しない時は座席が利用できるようにした。車椅子スペースを1両2カ所に設置するのは長崎電軌の車両としては初めて。室内照明は「面発光LED」を採用し、LED特有のまぶしさを軽減しつつ明るい車内にしたという。車外の行先表示もカラーLED表示器を採用した。

車内は単車型全低床電車では珍しいロングシート配置。【画像:長崎電軌】

車内の座席はロングシート配置。長崎電軌はロングシート配置の単車型全低床電車の運用は世界初としている。ただしイタリアの車両メーカー「ソシミ」が1989年に製造した世界初の単車型全低床電車「S-350」は車内座席がロングシート配置で、イタリア・ミラノの路面電車線で運行されていたことがある。

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