札沼線の新駅「ロイズタウン駅」来春開業 JR北海道と当別町が工事協定、町内既設2駅も改称



ロイズタウン駅のイメージ。【画像:JR北海道】

JR北海道は4月14日、札沼線(学園都市線)・あいの里公園~石狩太美間に計画している新駅(北海道当別町)について、当別町と工事協定を締結したと発表した。開業時の駅名は「ロイズタウン駅」に決定。来年2022年春の開業を予定している。同じ当別町内にある既設の2駅も改称する。

ロイズタウン駅は1面1線の単式ホームで無人駅。待合施設とスロープを設ける。駅番号は枝番号の「G11-1」とし、札沼線のほかの駅の駅番号を変えないようにする。場所は製菓工場(ロイズふと美工場)の近くで、工場見学客のアクセス手段として新駅の建設が計画された。

また、当別町の要望を受け石狩太美駅を「太美駅」、石狩当別駅を「当別駅」に改称し、駅名から「石狩」を外す。2022年春、ロイズタウン駅の開業と同時に改称する。

このほか、石狩太美駅ではバリアフリー化の工事を実施。駅舎のある2番線ホーム側にスロープなどを整備。1番線ホーム側にもスロープと待合施設を整備し、どちらの側からも段差なしでホームに行けるようバリアフリー化を図る。完成はロイズタウン駅の開業前を予定している。

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