JR東日本「高輪築堤」再び一般見学会 前回と異なる場所を公開



4月10日行われる「高輪築堤」一般見学会の開催位置(赤枠)。【画像:JR東日本】

JR東日本は4月10日、新橋駅(のちの汐留貨物駅)と横浜駅(現在の桜木町駅)を結ぶ日本初の鉄道で使われてた「高輪築堤」(東京都港区)のうち、「品川開発プロジェクト4街区」で出土した部分の一般見学会を行う。

港区の教育委員会の協力により実施。見学時間は9~16時で、14回(30分ごと)に分けて行われる。1回の定員は定員は20組で、1組二人まで。あらかじめ定めた順路を係員が誘導のうえ、他の見学者と一緒に見学する。

参加費は無料だが、一般見学会事務局に事前に電話で申し込む必要がある。電話番号など予約方法はJR東日本のウェブサイトで公表している。予約受付期間は4月4~8日の10~17時。また、4月10日からJR東日本のユーチューブ公式チャンネルでも映像を公開する。

高輪築堤の一般見学会は1月にも行われたが、このときの場所は高輪ゲートウェイ駅の北側。今回の一般見学会は1月とは異なり同駅の西側になる。

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