JR東日本、緊急事態宣言の発出受け終電など運休 1月20日から



JR東日本は1月13日、終電や終電直前の一部の列車を1月20日から当面のあいだ、運休すると発表した。

山手線の列車。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

運休の対象となるのは、山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線各駅停車、常磐線快速、埼京・川越線、東海道線、横須賀線、中央線快速、武蔵野線、京葉線。運休本数は42本(土曜・休日は40本)で、終電や終電より1~2本前の列車が運休する。これにより一部の区間で終電が8~32分繰り上げられる。

同社ウェブサイト上での各駅の時刻表は1月15日頃、公式アプリでの乗換検索へのデータの反映は1月17日頃を予定している。

おもな鉄道事業各社局は夜間作業時間の確保のため、3月のダイヤ改正で終電の繰り上げや始発の繰り下げを実施する計画だが、JR東日本は1月20日からの終電などの運休について「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出および国・関係自治体からの要請」によるものとしている。

今後、緊急事態宣言が発出された地域の鉄道各社局も1月20日からの終電などの運休を発表する見込みだ。