JR東日本は12月16日、新宿駅の東西自由通路に「空間演出型」の媒体を整備すると発表した。通路全体を使って情報を発信できるようにする。
東西自由通路の中間に「演出エリア」を設け、国内最大規模のLEDデジタルサイネージや、天井面の演出照明、音響装置を設置。通路全体を光と音、映像を使ったデジタルアートで装飾できるようにし、「従来の駅にはない新しい媒体」を整備するという。
JR東日本は新宿をモチーフにしたアートや、時間帯・季節に応じて映像・照明・音響装置を使用して統一感のある演出を行うことで、地域の魅力発信と新たな体験価値を創造し、新宿の新しいシンボルとなることを目指すとしている。来年2021年春頃の運用開始を予定している。
新宿駅の東西自由通路は7月19日に使用開始。従来は改札内の通路だったが、改札口の位置を変えることで自由通路化し、同駅の東西の行き来の改善を図った。