京浜東北線のホームドア、大宮駅は2022年度末に整備へ 軽量タイプを採用



JR東日本の大宮支社は7月16日、大宮駅(さいたま市)の京浜東北線ホームにホームドアを設置すると発表した。2022年度末までに使用を開始する予定。

大宮駅への採用が決まった軽量型の「スマートホームドア」。【画像:JR東日本】

同駅に設置されるホームドアは「スマートホームドア」と呼ばれるタイプ。バータイプの柵を左右に開閉させるもので、従来のホームドアより軽く、工事期間の短縮を図ることができるなどの利点がある。開口幅は約2m。

大宮駅の整備時期が示されたことで、埼玉県内の区間(川口~大宮)はホームドア整備のめどがついた。整備時期が明確に示されていない駅は、東京都内の神奈川県内の計5駅だけになる。

京浜東北線の大宮~横浜間は全36駅中25駅にホームドアが整備済み。このうち蕨駅はスマートホームドアを採用している。まだ整備されていない駅は、大宮・与野・東十条・上中里・田端・日暮里・鶯谷・浜松町・田町・川崎・新子安の11駅だ。

本年度2020年度中には与野・東十条・上中里・川崎・新子安の5駅にホームドアが整備される予定。このうち川崎駅を除く4駅はスマートホームドアを採用する。残る大宮・田端・日暮里・鶯谷・浜松町・田町の6駅はこれまで2021年度以降の整備予定駅とされていた。

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