JR東日本2019年度の駅別乗車人員、1位新宿・2位池袋・3位東京 顔ぶれ変わらず減少



JR東日本はこのほど、昨年度2019年度の各駅の乗車人員などのデータを公開した。乗車人員が最も多かったのは例年通り新宿駅(東京都新宿区)で、1日あたり77万5386人。前年度2018年度に比べ1.8%減少した。

例年通り乗車人員がJR東日本の駅で最多となった新宿駅。【画像:ac-yuki/写真AC】

2位は池袋駅(東京都豊島区、55万8623人)、3位は東京駅(東京都千代田区、46万2589人)。上位10駅の顔ぶれに変化はないが、10位の北千住駅(東京都足立区)を除いて前年度比で0.3~1.0%減少した。新型コロナウイルスの影響も受けているとみられる。

JR東日本が1日平均の乗車人員を把握できるとしている駅のなかで最も少なかったのは、飯山線の平滝駅(長野県栄村)。2019年度は2人で、前年度と同じだった。

新幹線駅の乗車人員は、東京駅が最多で1日あたり7万5004人。最も少なかったのは東北新幹線のいわて沼宮内駅(岩手県岩手町)で78人だった。本州の東日本エリアにある北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅(青森県今別町)は、いわて沼宮内駅より少ないとみられるが、北海道新幹線はJR北海道が運営しているため、JR東日本の統計からは除外されている。

順位|駅名|乗車人員(1日平均)|前年比(%)
1 新宿 77万5386人 -1.8
2 池袋 55万8623人 -1.5
3 東京 46万2589人 -1.0
4 横浜 41万9440人 -1.0
5 品川 37万7337人 -1.6
6 渋谷 36万6128人 -1.3
7 新橋 27万8334人 -1.3
8 大宮 25万7344人 -0.3
9 秋葉原 24万8033人 -1.7
10 北千住 22万1634人 0.3