JR東日本は2月10日、「モバイルSuica」のサービスを3月21日にリニューアルすると発表した。「モバイルPASMO」との使い分けに対応するなど、新たなサービスを導入する。
このリニューアルでは、スマートフォン仕様の新しいアプリを提供。複数枚のSuica発行（iOS/watchOSは対応済み）や定期券購入時の経路表示の改善、Google Pay決済への対応（Android版のみ）、異なるOSの端末へのSuica移行（Androidは対応済み）、お知らせ機能の充実を図る。
また、Android端末では「おサイフケータイ」との連携が必要に。これによりモバイルSuicaとモバイルPASMOを同じ端末で使い分けできるようになり、モバイルSuicaを設定した端末の変更は、おサイフケータイのアプリで行えるようになる。iOS端末（Apple PayのSuica）からAndroid端末への変更も可能だ。
JR東日本はリニューアルの準備のため3月20日11時頃から3月21日7時頃まで、モバイルSicaのサービスを停止。ログインが必要なすべてのサービスを利用できなくなる。サービス再開後はアプリの更新が必要だ。