JR「能登路」10月16日から運行 金沢発着、奥能登を周遊



「能登路」が途中立ち寄る塩田村のイメージ。【画像:西日本JRバス】

西日本JRバスは10月16日から定期観光バス「能登路」を運行する。金沢から1日かけて奥能登の観光地を回る。ルートは次の通り。

金沢駅兼六園口(東口)9時00分
千里浜なぎさドライブウェイ
能登金剛・巌門
能登二見岩
總持寺祖院(参拝及び自由昼食)
白米千枚田
奥能登塩田村(資料館見学)
※以降降車のみ
輪島市内3か所(寝豚16時00分→塚田16時05分→輪島ふらっと訪夢16時15分)
和倉温泉17時10分
金沢駅兼六園口(東口)19時00分頃

車両は大型化粧室トイレ付き4列シート車両を使用。車内ではバスガイドによる案内もある。「輪島うるし塗箸」のプレゼントがあるほか、總持寺で僧侶が境内を案内するなどの特典が付く。

運行日は10月16日~12月19日の土曜・休日。料金(大人)は金沢駅発着6950円、金沢駅→和倉温泉6600円、金沢駅→輪島市内6150円。ネット予約サービス「高速バスネット」や西日本JRバス金沢バスチケットセンターで販売する。

「能登路」の名称は、かつて国鉄・JR西日本・のと鉄道で運行されていた列車で使われていたことがある。1960年、金沢と能登方面を結ぶ快速列車を格上げする形で準急「のとじ」が運行を開始。その後、運行区間の変更や漢字書きの「能登路」への改称、急行への格上げを経て、2002年まで運行された。

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