東武「自動運転」対応の新型車両12両導入へ 一部編成は地上施設の監視装置も搭載



東武鉄道は3月31日、新型車両「1000系電車」を導入すると発表した。導入線区は亀戸線と大師線。このうち大師線では自動運転の本格的な検証も行う。

六角形のデザインが印象的な1000系の外装イメージ。【画像:東武鉄道】

1000系は1編成2両の構成。先頭部は自然界で最も安定した形状とされる六角形をモチーフとし、先進性を追求しつつ安全性を最優先する姿勢を視覚的に示す形状にしたという。

カラーリングは伝統色「千歳緑(せんさいみどり)」を基調とし、沿線との調和を意識した。乗降ドアも周囲を六角形でデザインし、「未来への入口」を象徴したという。内装は左右・上下で対になった色彩を採用。「未来に向かって光が駆け抜けるイメージ」を表現したという。

「未来に向かって光が駆け抜ける様」を表現したという内装のイメージ。【画像:東武鉄道】
乗降口も周囲を六角形でデザインしている。【画像:東武鉄道】
車端部のイメージ。【画像:東武鉄道】

運転関係は自動運転に対応した保安装置や障害物衝撃検知装置、脱線検知装置、前方障害物検知装置を搭載。自動運転の実現に向けた検証を推進する。また、一部の編成には地上施設の状態を監視する装置「みまモニ」を搭載。営業走行時などに施設状態を常時検測しつつ精緻に把握、管理し、安全性や効率性を向上するという。環境対策としては、フルSiC VVVF制御装置や高効率IMなど最新の省エネルギー機器を搭載する。

1000系の導入数は12両(2両6編成)の予定。2027年以降、順次導入する。大師線では2028年以降、自動運転の本格検証が始まる予定だ。

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