芝山鉄道の3代目車両「また京成3600形」に ただし「ターボ君」4両編成を借り入れ



芝山鉄道の3代目車両が京成電鉄の3600形電車に決まった。4月1日から運行が始まる。

芝山鉄道の3代目車両になる京成3600形のイメージ。【画像:芝山鉄道】

3代目車両は3600形の第3668編成。3661+3628+3621+3668の4両で構成される。芝山鉄道が公表したイメージによると、外観のカラーリングは初代や2代目車両と同じ赤と緑を採用する。

運行計画によると、4月1日は京成成田9時03分発→芝山千代田9時13分着の列車から運用に入る予定。4月2日以降は京成成田~芝山千代田の折り返し運転を中心としつつ、全区間京成線の京成津田沼~ちはら台の折り返し運転でも使用する。

芝山鉄道は成田国際空港や千葉県などが出資している第三セクターで、東成田~芝山千代田の2.2kmを結ぶ芝山鉄道線を運営。成田空港内の東成田駅で接続している京成東成田線との直通運転を行っており、車両も京成電鉄から借り入れている。2002年の開業時は3600形の8両1編成(第3618編成)を借り入れており、車体外観のカラーリングは芝山鉄道のカラーとして制定された赤と緑の2色に変更していた。

芝山鉄道は2002年の開業以来、京成電鉄から車両を借り入れている。写真は初代車両の3600形(第3618編成)。【撮影:草町義和】

2013年には3600形の第3618編成を返却し、2代目車両として3500形電車の4両1編成(第3540編成)を借入。当初の車体外観カラーリングは京成電鉄時代とほぼ同じだったが、開業20周年を迎えた2022年、赤・緑2色のカラーリングに変更した。

2代目車両の3500形(第3540編成)。【撮影:草町義和】
芝山鉄道のカラーリングに変更後の3500形(第3540編成)。【画像:いっちー1710/写真AC】

3代目車両になる第3668編成は3600形の編成組み替えの際、余剰になった車両を改造したもの。従来の3600形に比べ加速性能が向上しており、京成電鉄の関係者やマニアからは「ターボ車」「ターボ君」などと呼ばれている。

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芝山鉄道線の延伸:芝山千代田~蓮沼(未来鉄道データベース)