岡山・備後エリアの新型車両「227系」ツイッターで愛称を募集中 JR西日本



JR西日本の岡山支社は5月17日から、岡山・備後エリアに導入する新型車両「227系」の愛称の募集を始めた。愛称名は車体に掲出される。

岡山・備後エリア向け227系の外観イメージ。【画像:JR西日本】

応募は岡山支社の公式ツイッターアカウント「くまなく・たびにゃん」で受け付ける。このアカウントをフォローしたうえで、必要事項の(1)愛称名、(2)由来や思いを記載してダイレクトメッセージで送信する。募集期間は6月16日まで。

岡山支社は「岡山・備後エリアの豊かで穏やかなイメージ」「新型車両のイメージ」の二つをイメージした愛称を募集するとしている。決定した愛称名は9月以降に発表する予定だ。

岡山・備後エリア向けの227系は2023年度以降、山陽本線などに導入される。デザインコンセプトは「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」。岡山の桃や福山のバラ、尾道の桜をイメージした「豊穏のピンク」をシンボルカラーとし、暖色のグラデーションで太陽の恵みや穏やかさを表現する。

227系は2015年以降、広島エリアと和歌山エリアに導入されている。広島エリアの227系は赤をベースにデザインされ、「Red Wing(レッドウィング)」という愛称が付けられた。先頭部両側の赤い編成間転落防止ほろが翼を広げたように見えることなどから、「未来へ羽ばたく赤い翼」を意味する言葉として採用された。

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